J-SHINE講座について
2020年度から小学校での英語が必修化されました。小学校にもALTの英語の先生が派遣されるようになっていますが、小学校英語の先生は国家資格としては存在していません。小学校で英語を教えるための資格として「J-Shine」があります。ただし英語を教えるための必須資格ではないため、私自身は先日ようやくJ-SHINEの認定資格を取得しました。ここではJ-SHINEとは何ぞや?J-SHINE講座についてご紹介します。
J-SHINEって何?
J-SHINEとは、Japan Shogakko Instructors of Englishの略で、小学校英語の指導者を認定する資格です。Shogakkoって日本語かーい!!という突っ込みはさておきww
J-Shine資格は2003年(平成15年)に設立されました。設立から18年と比較的新しい資格です。国家資格ではなく民間資格で、全国の教育関係の団体が協力して小学校で英語を指導できる人の養成し*小学校英語指導者認定協議会がその資格認定をする、という形です。
*日本における「小学校での英語教育の普及・発展を支援する」という趣旨のもと、
2003 年 2 月に内閣府へ「特定非営利活動法人」としての申請を行い、民間主導で設立された英語教育指導者の資格認定を行うNPO法人です。
J-SHINE資格はどんな人に必要?
・これから英会話講師として働きたいと思っている人
・すでに英会話講師として勤務経験がある人
中学高校の英語の先生になるためには、英語系の修士資格を取り中学高校の教員免許が必要になりますが、英会話講師になるためにの国家資格は2021年現時点ではありません。ただ、もちろん英会話講師として働くためには、英検、TOEICなどの英語力を証明できる一般英語試験で高いスコアを持っていたり、TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages)などが有利になります。J-SHINEは民間資格の一つの扱いになりますが、日本の小学校や小学生対象に英語を教えたいと思っている人は取得しておいたほうが良いかと思います。
またすでに英会話講師として活動していたり、講師経験がある人にも活動範囲を広げるためにも役立つ資格となります。
注意点としては資格を取得したからといって、必ず小学校で英語を教えられるようになるわけではないということです。求人は各学校や自治体で行っていて、英会話教育機関と提携して派遣している場合もあります。各自治体等で採用条件は異なるので情報を収集が必要です。
J-SHINE資格の取得方法
ではJ-SHINE資格はどのように取得するのでしょうか。J-SHINEのHPによると以下のように記載されています。
・新規の資格申請方法
資格を取得したい方は、ご自分で受講団体を決め、まずは講座の受講を開始してください。
所定のカリキュラム修了後、その団体の「資格認定の手続き」に従い書類などを作成していただきます。
資格の申請書類は登録団体経由でJ-SHINE事務局に提出されます。
また、研修講座の受講修了のほか、次の 2 点の基準を満たしている必要があります。
指導時間 50 時間以上の実施経験があること。
英語力の目安として、英語で授業が行えること。
上記の通りまずはJ-SHINE認定団体の講座を修了した後、認定団体からの推薦を受けて資格の申請をします。
・指導時間 50 時間以上の実施経験があること。
英語力の目安として、英語で授業が行えること。
とありますが、50時間に満たない場合は、「小学校英語準認定指導者」としての資格を取ることができます。英語力としては*CEFR B2以上を持っている場合は「小学校英語指導者⁺(プラス)」資格となります。
J-SHINE講座について
まずはJ-SHINEが認定した団体の講座を受講するのですが、講座の内容は統一ではなく各団体が独自のコースを設定しています。期間を設定した対面の講座やオンライン講座などで課題も様々です。英語教育の民間企業や大学が多いのかと思います。多くは英語教授法、言語習得理論、実際のクラスルームイングリッシュ、レッスンプランの立て方などがメインになっています。
主な認定団体
全国規模で受講可能な主な認定団体をご紹介します。
株式会社 mpi松香フォニックス
フォニックスを活用した英会話教授法を促進する教材や英会話講師育成講座を行っている会社です。mpi松香フォニックス
【講座内容(一部)】
小学校外国語活動の基礎知識(新学習指導要領に沿った外国語(英語)活動の目標、Hi、 friends!の活用方法等)、言語学の基礎知識を学ぶ。・Hi、 friends!を活用したコミュニケーション活動の実践ワークショップ、小学校現場からの実践報告。・歌・チャンツ、絵本、会話教材の活用法を具体的に体験し、実習する。など
2019年までは対面の講座でしたが、2020年度以降オンラインセミナーとなりました。日程は決まっていますが、オンラインで初級プログラム(全6回/24時間)とJ-SHINEプログラム(全6回/36時間)を受講します。
【費用】
価格は初級プログラムが59,400円(税込)、J-SHINEプログラムが82,500円(税込)。トータル15万くらいになります。
株式会社 アルク
語学系資格の通信講座や教材出版をしているアルクの講座です。
【講座内容(一部)】
6ヶ月間通信講座「児童英語教師養成コース」の実施。はじめの2カ月で子どもに英語を教えるための理論や、児童英語教育および小学校の英語教育についての「基礎力」を、DVDやCD、絵本や絵カード、サンプル教材を使って、「実践力」を習得。年数回のスクーリングにより直接講師の講義を聴き、ワークショップでの実習を体験。
一括で教材が届く通信教育になります。アルクの学習サポート「テストコ」を使って学習進度の管理などを行います。
【費用】
教材、学習サポート込みで85,800円(税込)になります。
イーオン
全国展開している英会話教室を運営しています。イーオン
【講座内容(一部)】
[120分]英語教授法(基礎)
TPR/ナチュラルアプローチ/オーラルアプローチ
[120分]小学校英語活動の指導技術(基礎)
フォニックス/歌
[120分]小学校英語活動の指導技術(基礎)
ゲーム・Teacher Talk
[120分]絵本指導
ストーリーテリング(読み聞かせ)
[120分]
音と文字の関連指導
フォニックス/マザーグース
[120分]
子どもが活躍するクラス運営
行動心理学(ケーススタディ)/アクティビティ
全国の会場で行われる対面式セミナー講座になります。場所や時期は各地域によって異なります。他にセミナーの復習や応用を自宅学習で行う教材もあります。
【費用】
コースによって異なりますが、基本はイーオンに通学しながらコースを選択します。授業料はコースによって異なりますが月25,000円くらいからになります。
特定非営利活動法人 国際教育振興協会(Teyl-JAPAN)
セミナーやJ-SHINE講座など英語教育推進事業を行っている非営利法人です。国際教育振興協会(Teyl-JAPAN)
私もこちらの講座でJ-SHINE資格を取得しました→
【講座内容(一部)】
専用サイトにて、学習理論、英語教授法、レッスンプラン作成、ジュニア英会話講師の資質についてなどを学び、都度課題を提出します。教材も全てサイト上に表示される形になります。
セミナー形式ではなく自分で進めていくので学習期間は各自のペースで行うことができます。
【費用】
通常価格¥88,000(税込)
どの講座が良い?
講師経験がない人であればmpiやイーオン、各地域の大学の講座など通学やセミナー形式で細かく質問ができる講座が適しているかと思います。
自宅で自分のペースで学習したい場合はアルクやTely-Jpanaがおススメです。



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