子供の英語検定試験は必要?
保護者の方から子どもが英語を学んでいく上で検定試験などを受ける必要はあるのか、という質問を受けることがあります。もちろん年齢にもよるのですが、園の年中さんくらいからは一つの目標として検定試験を受験することも効果的かと思います。
まだ日本語も読めないのにテストなんて受けられるの?と思ってしまいますが、幼児から受験することのできる英語検定試験も増えてきました。日本語や英語の読みがまだできなくてもリスニングがある程度できれば問題を解くことができます。

検定試験を受けるメリット
子どもがどの程度英語を理解しているのか、通常のレッスンでは数値化しづらい部分があります。子どもの力は大人が思っているよりも高いことも多く、実際テストなどを受けてみると、こんなに単語を聞き取れていたのか!!と驚くことも多いです。
子どもにとっても、目標を立てて達成していく過程はとても学びになります。英語を勉強することのモチベーションを高めるのにも役に立ちます。
検定試験を受ける際の注意点
試験慣れしていない幼児にとって、試験を受けることは緊張感のあることでストレスにもなりかねます。検定試験の中には合否がでるもの、到達点数は出るけれど合否はないものの2種類があります。合格不合格にこだわって落ち込んでしまうタイプの子は合否が出ないほうが適しているかと思います。
モチベーションが高い子、英語能力が高い子などは合否を目標に勉強を頑張ることができるので、合否が出るものが効果的な場合もあります。
子どもの個性や本人のやる気などに合わせてどの試験を受けるかを決めることが必要です。子ども本人とも試験を受けることについてよく話をして受験をしましょう。
次に未就学児から受験可能な主な英語検定試験を5つご紹介します。
英検Jr.
英検ジュニアは子供向け英語学習の基礎力をつける目的で1994年からスタートした英語検定です。パソコンで学習してネット受験が行えます。合否ではなく正答率が出ます。グレードはブロンズ、シルバー、ゴールドの3段階。子供向けに飽きさせない工夫などよく練られたコンテンツが特徴です。小学校でも導入し始めているところもあり、英検のプレ的な位置づけです。
実施回数:年に3回(小学校で受ける場合もあり)
受験料:ブロンズ2,300円(ペーパー版2,500円)、シルバー2,500円(ペーパー版2,700円)、ゴールド2,700円(ペーパー版2,900円)
テスト時間:30分~45分
JAPEC児童英検
JAPEC児童英検は1級から6級まで6段階のレベルからなり、インターネットにつながっていれば受験することができます。6級は3歳〜7歳が受験年齢の目安になります。
ネイティブスピーカーの自然な発音でどれくらい聞き取れるかに重点をおいた出題が中心になっています。
グレード:1級~6級
実施回数:年に1回
テスト日:毎年10月1日~翌年3月31日までの間に申込団体が定めた日
受験料:2,500円~3,100円
結果について:合否あり(合格の基準を下記しています)
ACETテスト
ACETテストは英語を半年以上学習している幼児童(3才以上)からが対象になります。
1級~6級とインターネット受験用の7級があります。出題は協会が作成したテスト用紙と質問テープで行います。どの級も筆記テストと口頭テストを実施し、両方で1時間程度です。
グレード:1級~7級(7級は自宅受験可)
受験料:3,000円~3,500円
結果について:合否あり
国連英検ジュニアテスト
国連英検ジュニアテストは幼児から中学生までを対象とし、受験により細かい評価表を知ることが出来ます。
Eコース、Dコース、Cコース、Bコース、Pre・Aコース、Aコースの6コースとなります。合否はありませんが、それぞれのコースは1級~3級の3段階に分けて評価されます。Eレベルは年長さんで受験する子が一番多くなりますが年少が約10%、年中では17%受験しています。
対象年齢:年長~12歳
実施回数:年に2回(6月・11月)
受検料:2,970円(各級共通)
ケンブリッジ国際児童英検(YLE)
ケンブリッジ児童英検は世界中で人気のある児童向けの英語試験です。英語では「Cambridge Young Learners English」と書き「YLE」と略しています。ヨーロッパ共通参照枠(CEFR)に準拠していて児童英検の範囲はPre A1, A1, A2のレベルにあたり、A2以上はケンブリッジ英検に繋がっていきます。
グレード:スターターズ、ムーバーズ、フライヤーズ(3段階)
実施回数:年に2回
試験場所:学校や語学スクールが多い、団体受験(10人以上)も可能
受験料:6,100円(PreA Starters)、6,700円(A1 Movers)、7,250円(A2 Flyers)※個人の場合手数料が必要
合否判定:なし。受験1か月後全員に成績証明書が届く
まとめ
それぞれの試験で様々な特徴があり、オンラインで受験できるテストなどもあります。ホームページで過去問題などを見ることができるので、受験してみたいなと思う試験にぜひチャレンジしてみてくださいね!



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