動詞のコアイメージをつかもう!
英語には基本動詞といわれる日常生活で良く使われる動詞があります。ネイティブは会話においては基本動詞をベースに前置詞と組み合わせて句動詞として表現することが多く、そのため日本語に訳そうとするとかなりたくさんの意味が出てきて英語学習者からすると困ってしまうところでもあります。
基本動詞の派生した意味を一つ一つ覚えるのではなくて、その動詞の持つコアイメージをつかむことが英語を理解する上では大切になってきます。
今回は「Put」「make」のコアイメージをご紹介します。
put 何かをあるところに位置させる
「Put」は何かをどこかに位置させる(置く)というのがコアイメージになります。物理的なこと、概念的・心理的なことでも何かをペタッと置いたりくっつける感じ。



Putにはポンと置く、ペタッとくっつける、グッと押し付けるようなニュアンスを文脈に応じて感じることができます。
put oneself to work 仕事[勉強]に取りかかる.
・自分を仕事・勉強(の状態に)おく(ポンと置く)
・自分を仕事・勉強(の状態に)おく(ポンと置く)
Put your mind to more important things.
心をもっと重要なことに向けなさい
・あなたの心をimportant thingsに置く(ペタッとくっつける)
心をもっと重要なことに向けなさい
・あなたの心をimportant thingsに置く(ペタッとくっつける)
Don’t put pressure on me. プレッシャーをかけないでください
・プレッシャーを私にくっつける(グッと押し付ける)
・プレッシャーを私にくっつける(グッと押し付ける)
また詳しくは句動詞でまとめますが、put on~で服を着る、靴を履く、帽子をかぶるなどの意味を表したりもします。
Make-手を加えて何かを作る
makeのコアイメージは誰かが何かを手を加えて作るです。ポイントは手を加えるということで自然にそうなるわけではなく、何らかの力を加えて違う状態や・コトにする、という点です。



We made it! 達成したよ!
・それ(何か)を何らか力をかけてつくる
・それ(何か)を何らか力をかけてつくる
John made her happy. ジョンは彼女を幸せにした
・ジョンは彼女を幸せな状態にした
・ジョンは彼女を幸せな状態にした
Five and three makes eight. :5と3を足すと8になる
5と3を加えると8になる、ので足し算の時はmakeを使います
5と3を加えると8になる、ので足し算の時はmakeを使います
イメージをつかむと動詞を自然に使い分けられる!
makeやputを使ったフレーズはたくさんありますが、イメージがしっかりとつかめれば迷わずに正しい単語を使うことができるようになります。それぞれの基本動詞のイメージをしっかり押さえておきましょう。



コメント