くまのぬいぐるみコーデュロイ Corduroy
くまのぬいぐるみ「Corduroy」をご存じですか?欧米で広く読まれている名作古典絵本のキャラクターで、アメリカの絵本作家Don Freemanによって描かれました。日本では「くまのコールテンくん」として翻訳されています。なぜコーデュロイがコールテン・・・?と謎だったのですが、コール天は日本独特の手法のいわゆる「コーデュロイ」で出版当時はコーデュロイではなくコールテンのほうが一般的だったからだと思います。
Corduroyが出版されたのは1968年、日本語版は1975年のロングセラー。半世紀前の出版なのですが、今もなお子供たちに愛されていて、リメイクした絵本も発行されています。
おススメのCorduroyの絵本
Don Freemanによって描かれたオリジナルのCorduroyシリーズに加えて、キャラクターを現代風にリメイクした幼児向け絵本も発行されています。対象年齢もストーリーベースの5-6歳向けのものから、ボードブックで2歳さんくらいから読めるものまで。どれも可愛くておススメです。特にオリジナルのCorduroyはママパパにも一度は読んでもらいたい絵本です。
Corduroy

オリジナルの「Corduroy」の絵本です。Corduroyはくまのぬいぐるみ。デパートのおもちゃ売り場で、誰かが自分を買ってくれるのを長い間待っていました。ある日、リサという女の子がコールテンくんをほしがりますが、ボタンがとれてるとお母さんに反対されます。その晩、Corduroyはボタンを探しにでかけますが見つけられませんでした。けれど次の日リサはコールテンくんを買いにきてくれて二人は友達になるというあたたかいお話です。
Corduroys best Halloween ever

現代版のCorduroyはイベントをテーマにしたものが多いです。こちらはハロウィンの絵本。ハロウィンの日に何に仮装しようかと考えたCorduroy。どれも友達とかぶってしまうので、自分で衣装を作ることに。パーティは大成功!楽しくハロウィンを過ごしました。
Corduroys Christmas surprise

クリスマスの準備からクリスマス当日までのお話です。サンタさんにお手紙を書いたり、ジンジャークッキーハウスをつくったり、コーラスをしたり…。欧米の子供のクリスマスのワクワクが詰まっています。
Corduroy’s Thanksgiving

こちらは文字が少なめのボードブックです。パレードを見たり、ご馳走を食べたり、みんなでお祈りをしたりThanksgivingの一日を友達と楽しむCorduroyのお話で、日本人には馴染みの薄いThanksgiving dayをどんな風に楽しんでいるかがわかる絵本です。
Corduroy’s Fourth of July

こちらは6月4日、アメリカの独立記念日のお祝いの日の絵本です。Thanksgivingよりもさらに日本人にとっては「なんの日??」の記念日かもしれませんが、アメリカでは盛大にお祝いをする大切な日です。ボードブックで英語は簡単ですが、アメリカの歴史の勉強にもなる絵本です。
Corduroy’s Valentine’s Day

同じシリーズのバレンタインデー版。バレンタインデーのカードを作ったり、美味しいお菓子を食べたりして楽しむCorduroy達の一日が綴られています。
まとめ
クラッシックな「Corduroy」の絵本は半世紀以上たった今でも、読むとほっこりした気持ちにさせてくれます。英語の文章は少し長めなので、読み聞かせるのであれば5-6歳くらいからで日本語でも補足を加えながら読むと親子で楽しめるかと思います。
現代版のボードブックは絵柄が可愛らしく、文字も少ないので月齢が低いうちから読むことができ、アメリカの子供たちの祝日を自然に学ぶことができます。手に取る機会があればぜひ読んでみてくださいね!



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